池袋で販売の仕事があり、終了後上司に誘われ西口のHという老舗のジャズバーへ。
10年前のレコード屋時代、ここのマスターがよく買いに来てくれて、しょっちゅう領収書切ってたんですごく覚えている。
「あの店はいいぞ!ホントのジャズ屋だ!!」
と何回も聞かされていたのに行くのは初めて。ややドキドキ。
昭和のモダンなジャズバーの雰囲気がたまらない。アナログがかかるのがたまらない。
ちょうど上司が
「一番最初にジャズにハマッタきっかけはなんなのよ?」
と聞いて来て
「中学生の頃ウェスのフルハウス聴いて、こりゃあ良い!と思った時かなあ・・・」
なんて会話をしていたら、なんとかかりましたぜ「
フルハウス」。ありゃ嬉しい!そしたら隣で呑んでたオッチャンも
「俺〜〜〜
これからジャズにハマった〜〜」
なんてグデグデ言って(笑)。いい雰囲気。ジャズ屋でありがちな 笑
「フルハウス」はギターもサックスもベースもピアノもドラムスも全部空で唄える 笑
「あ!A君の好みを察してくれたんか!」
なんて気分よく呑んでいたらお継ぎは
「
ジャズ姫カーラ・ブレイ」の永遠の名盤「ライヴ!」。
泣きそうになりました。高校時代ビッグバンドでギター弾いていたころ、このアルバムの看板ソング「Time & Us」を演奏したんだよね〜もともといないギターパートを無い知恵絞って創りあげたな〜なんて思い出して・・・・・・・
このアルバムのA面は、世界中の音楽好きに絶対に聴いてもらいたい。美しさと激しさが同居する音。
フフフのフ。
ツエッペリンといいウェスといいカーラといい、、20年前に熱狂していた音に、今また熱狂している。
春、だからだろう。
いい夜でした。