真半分の月を見た。
場所は駅のホーム・・・
実はこの場所が一番、綺麗な月に出逢える所かもしれない。
「ふ〜ん、半分。どっちにつこうかな?」
なんていやらしい思いになる。
半分までなら許容範囲か?
それにしても綺麗な月だ。黄色い。
酔っ払いの野球仲間から電話が来る。
「タローさん、月末、ライブ行くっす」
「お〜うありがとう!でも野球行けん!」
「いいいい!ライブにグローブとバット持って行くから!」
「お〜う。ならば俺はユニフォームで演奏じゃい!!」
よく一緒に行く店でヘベレケ〜だが、今夜はすでにそうらしい。
ユニフォーム姿で待ってます!
とは言っても、野球は、もう、全然やっていない。やらずに季節が二つ動いた。
ハア、夏。
真夏。季節を大きくとれが四季だが、ゆったりとれば、幾分かに分けられる。
多分、気分的には、もう梅雨は空けている。
今朝、ミンと散歩した後の早朝、掃除/洗濯やりまくり・・・
ここまで動くのは、動きたいのは、夏から次へ、だからだ。
「九州南部は梅雨空けした模様です」・・・
アホくさ・・・
季節の移り変わりを、省庁やらマスメディアやらから決められてたまるか。
そこまでボンクラではない。
もう、夏、だ。誰にも決められん。一人一人の中で季節は変化して行く。
それでも、まだ雲が空を覆い、真半分の月は隠されている。
そして、ようやく7月の真半分の月を見た。
この月だ。もう梅雨は空けた。
夏が次にあるべき季節に向かって行っているね。