新選組、にハマっている。恥ずかしいことに昨年の大河ドラマ、でハマった。最初は、スマップぅううう、笑わせんな、だったのだが、晩夏、坂本竜馬の死のシーン、坂本は、わし、好きなんやね。その辺から自然とチャンネルを向けた。スマップの人は、舞台役者相手に、いい演技していた。
「なになに、凄いいいドラマじゃない!」
と感動。根が単純なせいなんだが、本当に、ドラマ内の隊志に心合わせよう!と思った。なにより画像が綺麗で驚いた。
で、ズルズル、焼酎呑みながら、見ていたんだがね。毎週。俺は新選組のことは、まるで素人で、有名な3人がいた、ぐらい、の認識だったんだが、隊志それぞれの個性に惚れて、ハマりました。
多分、男が、命掛けて、己の精神に素直にいたのは、ここまでだったんだろうね。
それでいいのだ。
同じように「新選組」にハマった会社の人間が、
「友の死」
と題された回のビデオを貸してくれた。いいね。
人、自然、物事を好きになる、っていうことは、
「みんなは、俺のために、ここにいてくれる、それが嬉しい」
と言う気持ち、にママならない。そういう気持ちが一番だ。
音楽も、ジャズも、女性も、ウマも、プロレスラーだって、なんでもそうだ。
「この人は、俺のために、今の俺の前にいる!」
と思うことが、愛する最初の感情、だ。
俺の為にあってくれるなら、とことん惚れてやろう、と思う。そう思う。そしてもちろん、俺が、俺自身が、相手に対して、そう思って欲しいし。そうでいたい。
しかし新選組は大昔のハナシ。でも幾つかの本を買ったんだ。
痛い。新選組。読めば読むほど・・
男同志で、そこまでムダに走るのかい?だね。
それが武士、とか言われても、分からないよ。今の男には。俺には。
だからこそ、この幕末の隊志たちは、皆、愛おしい。
「愚直」
そういうのも、男の一つでいいんじゃないかい!という時代だったんだねぇ。
ひとつぐらい、死、を前提に戦って行きたい。も、いいよね。
生き様と死に様、どっちもどっちだね。